置きレス式キャラ練部屋【ALL版権/雑談】

え……。

悪い、考え事してた。
冬が来るたびに思い出す事があってさ……。

ゆかり、茜。心配かけてごめん。
あんた達は悪くない。

(結月ゆかりの言葉にハッと我に返って顔を上げ。
自身の作る料理を食べている時のミノリの笑顔を思い出しては、カァァァ…と、赤面し。
感謝しているのは自分の方であってミノリにはいつもレストランへ食べに来てくれるだけでなく、風邪で倒れた自身を看病してくれた恩があり、ずっとそばにいてくれた優しい女の子。自分から好きになった子はミノリが初めてで彼女への恋心を自覚してはいたが向こうは此方の気持ちには気づく様子が無くて。

窓の外で降っている雪を眺めつつアイスオレンジティーの入ったティーカップを触ってみれば、ほんのり温かい。ある冬の日ミノリは大切な人を病気で失ってしまった。大切な人だったお婆さんは樫の木タウンの人達みんなを家族みたいなものだと思っていて自分達にとっても大切な人であったので病気で亡くなった時樫の木タウンの人々は深く悲しんだ。ミノリの事も大事にしてくれた、お婆さん…"エッダ"を失った彼女の悲しみは計り知れないもので
彼女が泣いてる姿を思い出して落ち込む自身を見て茜と結月ゆかりの二人を心配させた事を申し訳なさそうな声で謝って)