名無しさん 2022-02-01 12:27:49 |
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『 いえ、いいのよ。
こちらこそ助かるわ。気楽にね。
…そろそろ開店時間だし、客席を開けてくるわね。』
( 鈴麗からお礼を言われれば、こちらこそ、と笑顔を向ける。そして、会釈をくれる彼女にひらりと手を振れば、時計にちらりと目をやって店を開けるためにもう一度待機室の外へと出掛けてゆく。
__開店時間よりも少し早く来て待っていると、どうやら一足先に店を開けてくれるようで、見ると、奴のお気に入りの嬢が出迎えてくれた。『 また来てくれたんですね 』の声に、「 いやぁ、なんだか居心地良くて 」なんて普段見せない笑顔で何気ないやり取りをしつつ店内へ。)
「 ………。 」
( キョロっと、瞳だけを動かして店内をみれば、相棒はどうやら、待機室にいるらしい。
そろそろ奴も来る頃か…なんて考えれば、身動きの取りやすいようにカウンターの席へと腰を下ろした。 )
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