名無しさん 2022-02-01 12:27:49 |
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(引き止められてヘッドドレスをプレゼントされると予想外の事態で目を丸くした。そっと手で触れると、私には勿体ないんじゃないかとか、少しだけこそばゆい気持ちとか、色々言いたいことが出てくる。しかし相棒の言葉で、私を応援してくれているのだと理解する。相棒の目を真っ直ぐに見つめ返すと、自信に溢れた笑みをニッ、と向けると)
「言われなくても!どーんと任せておいて!」
(そう言って事務所を後にした。
場所は移って、目的の店の前。ひとつ深呼吸をしてから、愛想良く、よそ行きの表情を意識して作ると、まだ客のいない店の扉を開けた。少しだけ声のトーンをあげて呼びかける。)
「しつれいしまーす。店長さん、いらっしゃいますか?」
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