168(主) 2022-01-31 21:50:22 |
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ううぅ暗すぎる…こんなの肝試しの域越えてるよ…(暗く、軋む廊下、暫く人の手が付いていない家具や小物たち、ふと横を見ると立派な蜘蛛の巣があるところを1人で歩く少女。何故こんなことになってしまったのか…)
(最近友達の間で流行っているワードウルフ。罰ゲームをかけて遊んでいた杏奈たちだったのだが彼女はわりとあっさり負けてしまったのだ…。)
【回想ー昼休みー】これは長期戦になりそうだね。なにか飲み物とか買ってこようか?
(その友達の問いかけにみな、口々に要望を口に出すがあまりにも種類が多かったため杏奈は、さも当たり前のようにこういってしまった)
「大丈夫?手伝おうかー?」
(優しさゆえにさらっと出てしまう気遣いの天使こと月城杏奈。このワードウルフにおいてよく言う言葉が1番ターゲットになるということを知らないのか…?と言うほどの失態を犯している。彼女の目の前にひらひらとお題を書かれた紙をにやにやしながら見せてくる友達。そこには『大丈夫』と書かれた紙が……)
やってしまったぁぁぁぁああ!!!
(その声は昼休みの教室に響き渡ったそうだ…)
【現在】肝試しって言われても全然怖くないし!!自分の声しか聞こえなぁーい!!
お化けなんてないさ!お化けなんて嘘さ!!
(本当に怖くない人なら歌わないであろう歌を大きい声で言いながら進んでいく杏奈。肝試しの内容は、近所では有名な都市伝説などが蔓延っている旧校舎に1人で行き、3階の突き当たりまで行って帰ってくるというシンプルなお題。もちろん適当に入口辺りで時間を潰して戻るなどすればバレたりすることは無いだろうに彼女は謎の真面目さを持ち合わせているためきちんと3階まで行くのである)
この校舎まさか本当に出たりしないよね…ただの噂だよね?校舎自体も古いし、いかにもって雰囲気はあるけどさぁ…。(ギジリと軋む廊下に思わず背筋が凍る)ううっ…やっと3階まで来た。あとは突き当たりまで行って戻るだけ……(そう言いながら進むと廊下の軋む音が増してくる)
まさか崩れたりなんて…しないよね…?
(そう言った次の瞬間バキバキっと嫌な音が響く。)
えっ、え??ちょっと!!うわぁぁ!!まだ死にたくなぁいよぉぉお!!(身の危険を感じ、急いで引き返そうとするも無念にも崩れていく足場。落ちていくのが自分でも分かり、死ぬかもしれないと覚悟したその時…埃と共に落ちた杏奈は得体の知れないなにかに包み込まれる感覚がした。)
ごほっごほっ、あれ…しんでない…?
(/こちらこそよろしくお願いします!
思いの外長くなってしまいました…場合によってログの長さ変わると思います。すみません汗)
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