オーナー 2022-01-21 17:26:50 |
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( コンピューター画面に注いでいた視線を不意に引き剥がし、ふと窓を見てみればいつの間にか夜の帳が下りていたようで、すっかり薄暗くなった外の景色に愕然とした。荒事担当のメンバーとは違い、そう体力を消費する訳でもないが、延々と机と向き合っているというのも、それなりに肩が凝るというもので。重たく感じる肩をぐりぐりと指圧して、すっかり凝り固まった体を解す。上体を反らし大きく伸びをして。……そういえば、腹が減った気がする。仕事中は意識しなかった空腹感も、一度自覚してしまえば途端に主張を始めて。とりあえず、ヤニでも肺に収めておこうか。期限が迫っている筈の仕事を一度切り上げてしまい、よっこいせと席を立つと、情報室を後にして。込み上げてくる欠伸を噛み殺しつつ、空腹を持て余しながら喫煙室へと足を進めていると、通路に響く誰かの靴音と、すぐ後ろに人の気配。つられるようにして振り返ると、すぐに目許をそっと緩めた。任務先から直帰してきたのだろうか、目を凝らして見ればわかる、彼の衣服に付着した血の痕跡。恐らくは返り血。血生臭いそれには、時折ひやりとさせられることもあるが、それも最早慣れたもので。馴染みのある顔に気を許したように口を開き )
──お、zmさん。帰ってきてたんか。おかえり。丁度、今から一服しに行くところですわ。……や、決してサボりに行く訳では。ホンマやで?
( / いえいえ、とんでもないです。初回ロルありがとうございます! 素敵なロルについ惚れ惚れしてしまいました……。ロルの長短は、短いのも長いのもどちらとも好きですので、やりやすい形をとっていただければと! 貴方様の方でもご要望などございましたら、何なりとお申し付けください! )
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