ink. 2022-01-01 23:49:38 |
通報 |
①恋の魔法
「 あなたに魔法をかけました。一ヶ月後、あなたは僕のことを好きになります 」
「 …ん?? 」
自称魔法使いの変わり者と、平々凡々な同僚のすこしふしぎなオフィスラブ。絶対無理がある設定なのに、何故かしらっと説得力のある嘘で言いくるめられる、甘々と言うよりはコメディ路線。振り回されて気になっちゃって好きになっちゃって、「ほら、好きになったでしょう?」でハッピーエンド。
魔法使いくん:五和 斎 ( いつわ いつき )
同僚:
「 魔法使いなら、魔法見せれるんですか? 」
「 はい 」
「 手品じゃん! 」
「 種も仕掛けも無いですよ。探してみます? 」
「 えっ。……、てじな……、まほう……? 」
② 委員長ちゃんと不真面目くん
「 …委員長。…あー、その、なんつーか、不自然な膨らみが… 」
「 これですか? 男の子は胸の大きな人が好きらしいから、風船を入れてます 」
「 すっげぇバカ 」
「 学年一位です 」
「 成績の話はしてねぇよ… 」
「俺が委員長にベタ惚れになったら言うこと聞くかもね」から始まる、恋の攻防戦ポンコツバージョン。あまりにうぶな委員長ちゃんを揶揄うつもりが、いつの間にか誰にも渡したくなくなってる典型的なやつ。コメディから始まり、惹かれ合ってゆくにつれて甘くなる予定。
委員長ちゃん:古閑 薺 ( こが なずな )
不真面目くん:真咲 彩斗 ( まさき あやと )
「 …ねぇ、二人っきりになりたいから、次の授業委員長も抜けてきてよ 」
「 …っな、な、な…! 」
「 はは、揺らいでる 」
「 揺らいでません…!! 」
③好きだなんて言わないで
「 あれ。…何してんの、こんなとこで 」
「 ぐすっ…うるはい、どっかいって 」
「 そういうわけにもいかないじゃん。ほら、住所言える? 酔っ払い 」
「 ううー…あんたに教えるわけないれしょー! 」
「 あーもーーー 」
土砂降りの中泥酔して、気が付いたら友達の彼氏の家に居た傷心中の大学生と、『そんなつもりは無かったけどいけそうだからいった』感覚で浮気する生粋のド屑男の背徳的恋愛。好きになっちゃいけないのに離れられない罪悪感で泣きながらキスして欲しい。
友達ちゃん:安城 瑠奈 ( あんじょう るな )
彼氏くん:祐瀬 藍里 ( ひろせ あいり )
「 いらっしゃい。来ると思ってたよ 」
「 …最低 」
「 お互い様でしょ 」
④それが恋だと気付くまで
「 おはよう。あれ? 今日なんか髪違うね 」
「 ねね、寝癖が直らなくって…! 調子に乗ってお洒落してきたわけじゃ…! 」
「 …? お洒落だよ? 」
「 お洒落じゃないよ…!! 」
「 そ、そうなんだ…?( 女子のお洒落って難しいなぁ… ) 」
美人なのに自分に自信がなくて絶対に勘違いしたくない捻くれ喪女と、底抜けに性格が良いけど超鈍感な正統派王子様のほのぼのスクールラブコメ。二人とも残念なのでほとんど進展はしない。
「 なんか、××さんに避けられると、他の人に避けられるより余計悲しい。これ、何でだと思う…? 」
「 …それは、( お前みたいな底辺に避けられるとか屈辱過ぎるぜ、ってこと…? )つまり…土下座…? 」
「 なんで!? 」
⑤ほんの少し、背伸びをして
「 先輩、そこ段差あるんで気をつけてください 」
「 うん、わかった~。それでねそれでねー──っわ…! 」
「 ──っぶな…! さっき段差あるって言ったばっかじゃないですか 」
「 ご、ごめんごめん~… 」
ちょっと鈍感なマイペースすぎる先輩と、口数の少ないクールな後輩くん。同じ部活のふたり。『なんかやたらと話しかけてくるな、この人』って思いながらも(先輩ちゃんは本当に何も考えずに話しかけてる)先輩だから相手してたのが、段々といつも楽しそうな先輩に惹かれて、アプローチまでしちゃうというお話。
先輩ちゃん:
後輩くん:柚木 伊澄 ( ゆずき いすみ )
「 あれ、後輩くん? どうしたの? 」
「 …先輩に、会いたくて来ました 」
「 わたし、に…? 」
「 ……頬っぺた、触ってもいいですか 」
「 えっ、えっ、 」
「 ……柔らかいですね 」
「 は、恥ずかしいよ~… 」
⑥好きなタイプは
「「 お前以外 」」
「 …ちょっと。あんたの無駄にでかい身長が役に立つのなんて電車で壁になってる時くらいなのに、どこ行くつもり? 」
「 体勢変えようとしただけだろ。お前こそ性格最悪なくせに容姿だけは整いやがって、毎回守ってやってる俺の身にもなれよ 」
「 なに、私の彼氏だと思われて嬉しいでしょ 」
「 ふざけんな、お前の彼氏だと思われるくらいならその辺のおっさんの彼氏だと思われた方がまだマシだわ 」
友達以上恋人未満な美男美女。嫌い合っているようで何だかんだずっと一緒にいるツンデレ二人。お互いに『こいつ絶対私(俺)のこと好きだろ』と思いながらも素直になれないケンカップルのような何か。ずっとこんな調子で絡みたい。進展は特になくていい。
「 嘘だよ、おっさんよりは上 」
「 …… 」
「 …おばさんよりは下 」
「 喧嘩売ってんの? 」
( / 過去募集。とりあえず覚え書き。 )
トピック検索 |