着ぐるみパンダさん 2021-12-20 18:26:20 |
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「 ………。 」
( ソファへと身を深く沈め、腕を組んでいる様子から察するに、此方は逢えたことにすら喜びは感じていないようで。オマケに、勝手に料理を注文されれば、ため息混じりにもう一度水を飲んだ。
彼とはたった2度しか会っていないが、戦闘狂で自由奔放な性格だと言うことはよく分かった。しかし、言い方を変えれば、自分とは真逆で社交的なのだろう。気難しい顔をして、近寄り難いと言われる自分からすれば、羨ましくない訳、では無い。)
「 分かってると思うが、俺は話すことなんて無いからな。 」
( 話すことも戦うことも嬉しいなんていう相手に、腕を組みなおしながらそう言う。何にせよ、こんな自分と居たがるのたから変な奴だと言うことに違いはない。
そんなことを思っていると、料理が運ばれ、その色と鼻腔を通る刺激に思わず眉をひそめた。どう考えても普通のナポリタンでは無いし、相手は其れを平気で口に運んでいる。
そして、話すことなんかない、と言った後だが、思わず「 お前、これ食べれるのか? 」なんて間抜けにも口を開いた )
( / こちらもおまたせしておりますっっ;
これから少しずつ浮上頻度があがるかと思います! )
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