主(賢さG) 2021-12-15 19:00:34 |
通報 |
はい…拘るならば、イチから拘りたいですからね…。
( 提案に乗ってくれたことに嬉しそうに小さく微笑んだ後、早速まずはその持ってきた珈琲豆を挽くことから始める。コーヒーミルに必要な分だけの豆を入れ、そしてミルのハンドルをリズム良く回していく。この時点で珈琲豆の良い香りがしてきた。そしてこの工程を終わらせると、次は淹れる為の器具を用意する。淹れ方はペーパードリップ式、それぞれの器具を一つ一つ丁寧に扱っていくなか、その中にも拘りを入れて進めていく。そして最後に挽いた豆を使ってコーヒーサーバーにドリップしていき、それを二人分のカップにゆっくりと注いだ。「…お待たせしました。熱いので…火傷をしない様、ゆっくりと…。」どうぞ、と完成した珈琲を彼の前に差し出した。味の傾向は酸味のあるスッキリとした味わいもありながら、ほんの少し甘さもあるといったものである。味の感想を聞くまで自分はまだ飲まず、彼の反応をただじっと伺う様に待ちながら )
トピック検索 |