(くみ先輩何してるんだろう?何か鞄から取り出して……) 暫く様子を伺い、やがて一つの結論に辿り着く。多分これは悪戯に違いないと。 「くみ先輩!また何か悪戯企んでるんですか!」 窓から身を乗り出してくみに声を掛ける。