とある国のもの 2021-09-26 16:50:35 |
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「え…」
(魔法を撃てども魔物の数は減らず、むしろ増える一方でいくら簡単な魔法だからといっても魔力消費も激しくちらりと相手を見ると、こちらも結構消費が激しいことが分かった。このままだとお互い尽きてしまう、どうすればと考えを巡らせようとした声がし、相手がよんだ部隊が到着した事が分かった。これでどうにかなるとホッとしたつかの間己を呼ぶ相手の声が聞こえた瞬間、衝撃が走り瞳に映ったのは血塗れの相手だった。あまりに衝撃的で一瞬理解が遅れる。相手の覇気のない声に引き戻される。相手の背中には大きな傷と大量の血。このままでは命が危ない。早くしないと。震える手で相手を地に寝かせ傷口に両手をあて詠唱を唱え始める。)
「…白き力よ。我に力を与えたまえ。そして彼を癒したまえ。ーハーロ・ウォー!」
(2人を暖かな光が包み相手の傷が徐々に治ってくるのを見ながらホッとする。自分は偽物だからここで果てようと構わないが相手はそうじゃない。それに相手が居なくなるのは嫌だと思った。暫く魔法を展開させてると完璧に傷が塞がり魔法を解く。それを見て安心するのと同時に激しい痛みと苦しみが襲い胸元をギュッと握り耐えようとするが、比にならないぐらいの苦しみに視界が暗くなっていき)
「良かった…」
(そう、小さく呟くと体が傾き地に着く衝撃とともに意識を闇にとばした)
(/背後より失礼致します。全然大丈夫です!むしろここら辺かと思っていたので!このまま進めさせて頂きます)
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