「わかった!」 (驚かれるのも仕方ない足でまといになってしまうのも分かってはいるけど、相手を置いて己だけ戻ることは出来なかった。大体嫌な予感は当たるものだ。それに自分は所詮偽物で本物は別に居る。例えここで散ったとしても誰も悲しまないし元々この世界に存在してないのと同然だ。だからもしもの時は自分がそう思い、馬車を降り相手の言葉に従って後ろに控える)