とある国のもの 2021-09-26 16:50:35 |
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(相手の嬉しいという言葉、それが本心なのか、それとも自分を騙そうとしているのか…どちらかは分からずともそういう気持ちを出してくれることは真偽問わず嬉しくて。そして乗り込んだ時の反対側からも降りれるためそちらから馬車から降り相手に手を貸し降りて貰い、改めて相手と手を繋ぎ教会内へと足を踏み入れ。自分と相手の足音が静かに響く教会内部は無音ながらも荘厳な雰囲気であり、建国の頃からあると教わってきたからこそ、もし相手が素直に告白してくれたのなら、これまでの通例を無視してでも盛大に、と思っていただけにやはり残念だな、なんて思いながら相手と共に礼拝室へと続く扉を開けてその中へ入り)
…あぁ、俺はコイツのみを生涯愛することを誓おう(相手と共に礼拝室の奥…祭壇の所まで歩けば、既に待機していた牧師の進行により二人だけの静かな式が始まり。そしてつつがなく式は進んで行き、牧師より相手を愛することを誓うか問われれば変わらぬ表情ながらも本心からあの第二王子の仮面を被ったままの相手を、その中身を愛する、その意味を込め誓いの言葉を告げて)
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