とある国のもの 2021-09-26 16:50:35 |
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…美しく、可愛いぞ、その姿。俺の妻に相応しい(部屋のドアを開けて相手の姿を見た直後、思わず目を丸くし立ち止まってしまい。相手の身体を抱きまくり大体のサイズこそ国の御用達である仕立て屋伝えていたものの、それはまさに相手の為だけに誂えたものかのような丁度よさであり、その立ち姿はまるで女性のウエディングドレス姿を思わせるようで。相手から声をかけられ漸くハッとこそすれど、静かに相手の目の前まで歩み寄り相手のその顎をクイと上げ互いの瞳の向く先が交わるようにさせながらそう告げて)
…まずは城に勤める者共にお前を紹介しなくてはな。行くぞ(確かに美しい、だからこそ相手が本来嫁として求めた男として偽ったままのが不満でしかなく。相手が嫁入りのためこの城に入城してから7日の間、相手の身体を毎夜毎夜、気紛れに昼間にも…抱き続けて分かったことは相手自身へ少しずつ心が揺り動かされてきてることであり、その時に垣間見える可愛い反応こそが相手の真の姿でありそれに愛おしさを見出だしている事実で。しかし、それを自分から問いてもはぐらかそうとするのは以前の事から明白であり、こればかりは相手自ら告白してくるのを待つばかりでしかなく。それでも今は相手を妻として皆に紹介せねばと考え至れば相手の顎を支えてた手をスルリと頬、耳のした、首筋、首の裏とまで撫でるように移動させれば軽くしゃがんでからヒョイと相手の身体を姫抱きしながら立ち上がり最初の予定を告げてそのまま歩き始め)
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