三丁目のミケネコさん 2021-09-10 12:59:26 |
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…え?
……あ、これ。
( 名前を呼ばれて振り返れば、投げられた紙袋をかろうじで受け取れば、そのまま自分の席へと戻ってゆく背中を不思議そうに見送り、そのまま中身を確認する。すると、そこには昨日ゲームセンターでみたストラップが入っており、可愛らしい笑顔で此方を見つめていた。“ ありがとう!”と慌てて声を掛ければ、嬉しそうにストラップを見つめる。
その後すぐに授業が始まれば、いつもの様に上の空で時間が過ぎていく。しかし、少しいつもと違う様子もあった。
休み時間、包帯が緩んできたため保健室へと席を立てば、その隙に2人の友人が彼の席へとやってきた。その表情は何かを怪訝に思っているようだった。)
『ねぇ、早瀬、最近彩花と話すようになったよね。
…あの子、なんかおかしくない?…てか、怖くない?』
( 本人が教室にいない事を気にしながらそう小さく問いかけ “めちゃくちゃ怪我してくるし、ヤバいよ”と口々に言い始めた。その様子から察するに、どうやら彼女の素行を疑い、自分らを危惧しているらしい。また、最近話をしている彼の身も案じたらしかった。)
(( あぁあよかったですっっ!
また何かをやりたい展開やシチュエーション等ありましたらいつでもお声掛けくださいっっ))
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