三丁目のミケネコさん 2021-09-10 12:59:26 |
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…とにかく、いい加減に…、…っっ!
(肯定も否定もしない言い分に眉をピクリと動かせば、もう一度手首を掴む手に力を込めた。
不思議な魔力を使う上に民には身元が分からないため、一般の政府では扱いきれないのが現状である。その為に警察も安易に拘束したり追跡したりできない。だからこそ、自分がいるのだ。
ここまで拘束できたのには大きな意味があるし、このまま警察に引き渡せれば…。
しかし、もし自分の考えが当たっていたとして、、引き渡した後彼はどうなってしまうのか。
一瞬、甘い考えが過ぎった直後、相手を掴んだ手から電流が全身を駆け巡り拘束が緩まってしまった。すぐに立て直そうとするが、痺れて思うように体を動かすことが出来ず取り逃してしまうことになったのだ…)
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