みみみんと ☆ 2021-09-09 10:10:07 |
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「 ん ? や ? 別に 。 もう旅が出来ないってことは 、 アンタをからかう事も出来なくなるってのと一緒だからね 。 」
( くすくす 、 と 何処ぞの狐 ( コヤンスカヤ ) の様に目を細めてはイタズラっ子のように笑い 。
___ 折角最後が近付いているのだ 。 地味な褒美はあるけれど 、 彼の頭を優しく撫でてやった 。
「 やっぱり笑った顔の方がアンタには似合ってるよ 。 」
なんて 、 柔らかい笑みを浮かべて言いながら 。
彼に触れるのは何時ぶりだろうか 、 どれくらい経ってるのかなんて全然わからねえや 。
きっと相手は人理修復が終わったのだからやる事はないと思うだろう 。 この先の未来を知る自分はまた失敗してやり直すのかもしれない 。 もしかしたらまた最初からやり直して 、 また最初に彼が召喚されるかもしれないのだ 。
……………… 何だか申し訳なくなってきた 。 )
『 …… そうですか 。 』
( シュンとしていたのでしょうか …… 。 なんて考えるような仕草で 。
どうやら無意識であったらしい 、 まあこういうタイプなのでそういうのは仕方がないだろうが 。 尚 、 日常的にはこうではあるがいざとなったら 、 戦闘時になったらきっとカッコイイ彼が見れる事であろう 。
「 …… いえ 、 お言葉に甘えさせていただきます頂きます 。 此処のこともまだ分からないままウロウロする訳には行きませんし 。 」
" 正直 、 嬉しかったです 。 "
なんて 、 ふわりとした笑みを浮かべてみた 。 彼女が悪い人では無いこともわかったし 、 暫くは此処にいる訳なので 、 此処の事を知らなければ 。
半分使命感もあるが 、 もう半分は興味からでもある 。
___ 余り迷惑をかけないように気を付けなければ 。 )
( いえいえ ! 後 、 もしかしたら時間だとかシーンだとか飛ばしたりする時があるかもしれませんのでその時がきたら言いますね ! )
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