みみみんと ☆ 2021-09-09 10:10:07 |
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>美咲
…君は…。いや、やめておこう。
(彼女の言葉に何か反論しようかと思ったが、したところでどうにもなるまい。そう思えば、やめておこうと口を閉じ、別の話題を持ち出し。自分の作った物を食べる彼女にゾクッとしてしまう。あぁ、食べてくれた。自身の体の一部を。うっとりだ、魅入られるようだと心の中で唱える。表には何も出さずただ、何時も通り「負担ではないさ。此処にいる英霊全員に対して食事を振る舞っている。1つ増えたところで何ら負担ではないよ。…美味しいかね」と味について尋ねる。まだ、まだ、まだ隠し通すのだ。まだ伝えるべきではない。
キョトンとする彼女。彼女がそう言うなら、と納得するほど自身を信じていないわけではない。自分の感じた違和感は正しいだろう。だが、分からないのだから尋ねても無駄だ。部屋に戻り、カメラを見て違和感の正体を掴まねば、そう思えば「……そうか。私の勘違いだったようだ。すまないね」と勘違いだったと謝り)
>?
…そう言ってもらえるなら良かった
(礼を言われるのは少々むず痒い。褒められる事に慣れていないのだ。嬉しいのか、などは分からないが良かったと思っている事だけは分かる。そう思えば、素直に口にし伝えて。相手にも相手なりの事情があるのだろう。彼の魔力量なら、心配はいらないだろう。だが、主なし拠点なしの使い魔…否、英霊というやつだろう。おまけに怪我をしている。幾ら英霊と言うものでも怪我をしていたら本来の力を出せないのでは。声を掛けたのだ。少しくらい世話を焼いてもバチは当たらないだろう。それに、屋敷には一人だ。少々寂しいと思っていたのもある。ならばと思い「…なるほどね。……良かったらだけど、ウチくる?怪我してるんだし、主なしじゃ危ないんじゃない?あ、いや、私がマスターとやらになろうとしてるんじゃなくね」と伝え。こう言うときの説明はちゃんと出来るのだが、と思いながらもどうかと返事を待ち。気まずそうにしていたのだ、困っているのだろう。困っている者を見捨てる程、自分は魔術師に染まってはいない)
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