ノーマル 2021-09-07 06:50:28 |
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(彼が言う予想とイメージというのは生活能力の無さ、だらしなさの事を指すのだろうが、マイナスに考えても良く無いので、自分の中では見た目通り裏表の無いという風に受け取り「そりゃどうも」と軽い返事をする。彼の料理をそれなりに期待していたが、彼自身はあまり腕に自信が無い様子。それでも機械が作った味気ないインスタント食品と、人間の手料理じゃ、手料理の方がきっと美味しいに決まってる。もし口に合わなければ適当な調味料をかけてしまえばいいし、何より腹に入れば全部同じだから気にするなと伝えて)
インスタントよりかはマシだろ?まあ、腹に入ればどれも一緒だし、文句は言わねえよ。…そうだな、電気は消して行った方がいいな
(そして彼の些細な気配りに納得したように頷きつつ、最後に小さな声で付け加えられた"気をつけてね"を聞き流さなかった。メイジの彼にとってアクシスという土地は危険しかなく、家を失くしたばかりということもあり、何かと不安に感じてしまうのか。師匠も失踪したままだというのだから、余計にそう感じているのだろう、と彼の心情を察すると少しは安心させてやりたく思い、ふっと口角を上げて)
…分かった、気をつけて行ってくる。おやすみ、ブラン
(そう伝えれば室内の明かりは消して、静かに玄関を出れば鍵をかけておく。薬も飲んでいたのですぐに眠ってしまうだろうが、出来るだけ早く帰った方が彼も自分も安心かと、足早に店へと向かっていく。)
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