ノーマル 2021-09-07 06:50:28 |
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(窓越しに繰り広げられた光景は、まさに驚愕の一言に尽きた。腕が立つだろうとは思っていたけれど、まさか本当にノーリスクハイリターン…一切傷を負わずにAを倒してしまうなんて思っていなかったからだ。確かに口内が弱点だというアドバイスはしたけれど、それにしたって最後のあの至近距離からの狙撃はあまりにも心臓に悪く、一歩間違えれば噛み砕かれていたかもしれない。自分でさえこんなにも緊張してしまったのだから、もしもこの場に彼の知り合いがいたなら目を回して倒れていたのでは。勇気と度胸が備わっているのは良いことのはずだが、心配する他者からすれば悪いことにもなるのだなと新しく発見をしつつ、マイクのスイッチを再びオンにし、窓越しに彼に笑いかけて)
ごめんなさいね、マックスちゃん。アタシってば随分と貴方のことを見くびっていたみたい。上層の兵士の何倍も、どころじゃない。比べることすら失礼になっちゃうわね
(自分が見つけたのは想像以上、想定以上の逸材だった。自分の足で探した甲斐があるというものだ。彼ならばBも簡単に倒してしまうだろう。そして、一番の問題児であるSもひょっとしたら…。そんな期待による笑みが口元に浮かんで)
さあ、次はBがお相手よ。相手に合わせた装備の持ち替えや補充が必要でしょう?こっちに戻ってらっしゃいな
(そう告げるなりキーボードを操作し、実験場の扉を開いてこちらに来るよう促す。その間にも操作を続け、天井から降りてきた機械のアームにAの死骸を回収させて)
(/いえいえ、お気になさらず!リアル優先は当然のことですので!待つのは得意なので、どうか気負わずに無理だけはしないでくださいね。こちらこそ改めてよろしくお願いします!)
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