27836 2021-09-01 21:49:39 |
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(耳元に心地いい声で囁かれれば、途端に体温が上昇してしまって。「み”っ」と猫のような声を上げながら熱を帯びた耳を手で押さえ、犯人から反射的に距離をとってしまい、非難の色をこめた目で相手を見上げ。しかし、幼馴染としての気安い愛称ではなく、主として名を呼ばれてしまえば、早鐘を打つ心臓を落ち着けて仕事モードに意識を切り替える他なく。むすっとしながらも居住まいを正し、軽く咳払いをして主のために扉を開けに向かい。)
はい、レイ様。
(いつも通り相手を食堂まで案内し、その後はエッセル家の方々の邪魔にならないよう、大人しく壁際に下がり。朝食の進み具合に合わせて食器を下げ、飲み物を補充したりと、給仕をこなすのも専用メイドの務め。空気のように気配を消し、主に快適なお食事を楽しんでもらうのが何よりの喜びで。食卓からほのかに漂っている食欲をそそる香りを吸い、エッセル家の方々の会話に耳を傾けて。)
(/あぁ、すみません…!こちらの確認不足でした、申し訳ありません…。以降、爺さん=執事長、の設定で進めさせていただきます…!)
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