27836 2021-09-01 21:49:39 |
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(土産の品らしいその小瓶を見、相手を見。黒曜石のような相手の瞳を見つめながら、じとぉ…という効果音が聞こえそうなくらい不満げに目を細め。上擦った声で相手が告げた言い訳は、もちろん信じてやれるはずもなく。ふぅーん、へぇー。ごまかすんだー?へええぇ。と心の中で胡乱げな声を上げ。相手が明らかに動揺していることも見抜けないと、自分は侮られているのだろうかと理不尽に怒り出してしまいたい気分だったが、それでは単なる八つ当たりだとどこかで理解していて。しかし、だからといって見逃してやる気には全くと言っていいほどならなかった。少々陰湿なやり方だが、とりあえず話の流れに乗っかり、相手が油断した隙に一気に切り込んでやろう。心の軍将が開戦のラッパを高らかに鳴らした瞬間だった。ここまでの思考に数秒を要しており、その間相手と見つめあっていたが、交差した視線を遮るようにゆっくり瞬きをし、思考を切り替えて。幼なげな顔ににっこりと、自身は無邪気なつもりの笑顔を浮かべ。雰囲気が一転した明るい笑顔が少々不自然に見えようが気にすることなく、相手に贈り物の礼を述べ。)
えっ、わあ。綺麗ー、ありがとう!これなあに?
(小瓶を受け取り、明かりに透かす素振りを見せながら、相手を再びソファーセットに座るよう仕草で促し。)
(/嫉妬心を出しつつ、怒りすぎないように気をつけてはいるのですが、当たりがキツいと思いましたら少し和らげます。動揺するレイ様も可愛らしかったです…!)
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