Butler 2021-08-25 20:54:52 |
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>>42
ヴォイダーが歩いていった先をみると、二本足で立った狼の魔物...いや、狼の魔族だろう。その、狼の魔族をみて、ベアトは興味深そうに口元に手を当てて様子を伺う。
掲示板を見ていたのだろう。イフリートに興味があるらしい。ヴォイダーと魔族の話を聞きながら、ベアトは近づいて話し掛ける。
「いきなり話し掛けてすまない。イフリートに興味があるなら、俺達と討伐にいかないか?」
ベアトはそう言いながらも、頭のなかでは別のことを考えていた。
(もふもふしている...狼の魔族だろうから当たり前だが、もふもふしている。...触らせてもらえたり...いや、相手に失礼か?だが...もふもふしている)
顔には出ていないが、何を考えているか、バトラにはわかったのだろう。このままでは目の前の彼に色々な意味で危険が迫る、と苦笑いをしながら、ベアトを少しだけ狼の魔族から遠ざける。
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