>44 「いや…そんな話は聞かないね。どうやら…やけにメルヘンチックな考えをお持ちらしい。」 (また乾いた笑い声を上げつつ、静かに首を振りながら答えると黙り込んでいたヨナが口を開いて「…イフ、リート…炎の、幻獣…とても、怖い。でも、「おかあさま」は僕の呪いは強力だから、きっとイフリートにも負けないって言ってた…」ほぼ独り言のような抑揚のない口調でそう漏らし)