Butler 2021-08-25 20:54:52 |
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>>26
「幻獣…」
(彼女の滑らせる指の先を視線で追いながら、聞いたことはあるが未だ謎の多いその存在に小さく首を傾げる。
先程何故か慌てていたバトラの言う『国民の安全』とは勿論このナトゥラ共和国の国民の事だろう。ナトゥラ共和国の安全など眼中どころか脳内に掠ってもいないのだが、神話的存在である幻獣に会えるならば行ってみる価値は大いにある。
ベアトの言葉と笑みに頷くと、一歩進み出れば藍色の澄んだ瞳を真っ直ぐ彼女等に向ける。まだ少年の幼さが残る声色は冷たくも凛とした力強さを滲ませながら)
「仲間を探しているのなら、是非私もご一緒ささせていただけないでしょうか。この通りまだ子供で足を引っ張ってしまうかもしれませんが、少しでもお力になれるよう尽力致します。」
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