Butler 2021-08-25 20:54:52 |
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>>24
「ああ、イブリース火山と言うところに幻獣が現れたらしい。興味があるのか?」
少年にそう答えると、ベアトは掲示板の前までいき、つつっと板に指を滑らせる。
「俺は興味ある。幻獣、イフリート...地獄より這い出し火炎の魔神...見てみたいからな。そのために、仲間探し中、というわけだ」
振り返って少しだけ口角を上げる。ベアトにとっては、火山活動の活発化を鎮めるのは二の次で、イフリートをこの目に納めることこそが目的なのだ。それを感じ取ったバトラが、慌てて付け足す。
「もちろん、火山活動の活発化を鎮めて、国民の安全を守るのも目的だぜ!...分かってるよな?ベアト」
「チッ。ああ、分かっている」
「え、今舌打ちした?」
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