俺は現 君はここから出られない (こちらを鋭く睨む視線を満足気に眺め、退けられた様子にゆっくりと視線を落としながらもう一度口を開き) 何か欲しいものは? 私で良ければ何でも出して差しあげましょう (底の知れない孤独の中で待ち望んでいた輝きをそう簡単には放さないと、猫なで声で言葉を続けて)