「わ、どうしました? もう電車来ちゃうんですか?」 (貴方の呟きには気づかず、歩く速度を速めた貴方に驚きながらも、それに合わせて自分も歩く速度を速め 「……もうちょっと、こうしてましょうね。迷子になったら困りますから……零さんが」 もう少し手を繋ぎたい口実として生意気に貴方を煽っているが、表情はずっとにこやかに微笑んだままでぎゅっと手を握りながら)