カレー作ったこともねぇって、お前…どんなお坊ちゃんだ…。 ……良いけどよ。ビシバシ教えてやるわ。 (ごく庶民的な家の出身である己にとっては馴染みのない話に眉を寄せて驚きを示すも、頼られるのは気分が良く満更でもなさそうに快諾し。そろそろ学校が見えてくるのだが、正門には天敵である生徒指導の教師が待ち受けていることを思い出しはっとして) やべ、今日服装指導だっけか?