(放課後になるといつもの友人達と寄り道でも、と街へ繰り出す。さりげなく帰り際の彼の姿を視界の隅に映し、しかし用が無ければさよならの一言も掛けられないまま___ 翌朝、飴のおかげか風邪もすっかり良くなり足取り軽く登校していて。見知っている顔でもあれば一緒に行こうかと辺りを軽く見渡しながら歩き)