ぅ、っふ──……大好きだよ、スレイ。(向かせられた視界の先に映る濡れて艶を増した唇と翡翠色の熱にあてられて、双眸を閉じると受け入れ。触れるだけじゃない口付けをしている事実だけで充足感に包まれ、はふと吐息と共に恋人の名を溢せば唇に差し入れた舌で歯列をなぞるように這わせ。)