着ぐるみオニ 2021-06-29 23:17:13 |
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【桃風 柚】
……ゲ、…
(あの後は何とか難を逃れ、ヒトだとバれずに済んだのだが、かなり疑われてしまった為に脅しに"トラ"の名前を借りた。すると、どういう関係だと問われる羽目になり、「兄の幼馴染」とは言えるはずもなく、咄嗟に出たのは「実は友達なんだよね」という言葉で。その後は場所を移動して学校終わりの時間を楽しむはずだったが、遊びというよりも質問攻めにあい。まるで尋問に近かかった。漸く解放されては、帰ったら兄に癒やしてもらおうと足速に帰路につき、家の前。ガチャリ、玄関扉を開けると兄はいるかと靴を見る。しかしそこには、兄の靴は無く、代わりにあったのは兄の幼馴染である男の靴で。)
……ただいまー、またお前いんのかよ。帰ってから見る顔がゆう兄じゃなくてトラ太郎とか最悪
(まず先に鞄と着替えをしに自分の部屋に行き、ちゃっちゃっと済ませれば、リビングに行く途中脱衣所へ脱いだワイシャツなんかを入れて。廊下に出ては夕飯のいい香りがし誘われるがままリビングの扉を開け入っていく。そして改めて帰宅の挨拶をしては、相手をジトリ見据えて。学校とは違い家ではいつもの喧嘩腰は変わらず健在で)
【七瀬 冬真】
ふふ、誰もそんな口約束信じやしないさ。
(少し、ねぇ。何にせよ、学校では隠していた部分不覚にもふたつも同時に知られた訳だ。自分と不注意と言ったらそれまでだが、運が悪いの相手の方かも知れない。自分は脅威にはならない、口外はしないと述べて振り解かれる手。そんなの誰が信じられるというのか。小さな笑みが出て、もう一度手首を掴み強引にグイッとこちらに引き寄せて、彼の肩に両腕を乗せてれば首に腕を絡ませて。)
そうだね、君が本当に俺の秘密を漏らさない人間だと信じられる様になるまでは、僕に付き合って貰うしかないかな?
まぁ、拒否するなら此処で締め殺しちゃっても良いんだけど
(流石に極道の家系とまでバレていないはずだが、跡を継ぐのを全力で拒否したとて血筋は抗えないようだ。低く冷たい声で平気で人を脅し、あまつさえ拒否権など無いまでに首元に回している腕を徐々に締めていく行為はまさに血も涙もない極道のそれであり)
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