受付 2021-06-28 20:26:23 |
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>柊人
( 差し出した手を素直に取られて内心ほっとする。男と手を繋いだのなんて小学生以来ではないだろうか。下手すると幼稚園以来かもしれない。若干むず痒い心地になっていると、指の間にするりと柊人の指が滑り込んできて、今度はこちらが驚く番。思わず彼の顔を見ると、そこには柔らかな表情があって、迷いを捨ててそのまま手に力を込めた。並んで歩き、もうすぐゲートをくぐろうかというところ。こちらを気遣うような言葉には、にっと屈託のない笑みで力強く答える )ああ、俺も大好きだ!
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