小説家 2021-06-28 12:03:07 |
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(先生が煎茶を啜る様子を横目でそっと眺める。完成度はともあれ、取り敢えず口に合ったようなので安堵し)
浅香先生...その方の作品群は、先生が愛読されておりましたよね。
(文学界に新風を吹かせた東雲先生の作品を初めて読んだ時、電撃が走ったような感覚は今でも覚えている。先生も「これだ!」と直感する作品に出会った時は僕のように感じていたのだろうか。そう想像すると気持ちが華やぐ。
そして、影響を受けたとされている作家の名を聞いて気分が高揚し、先ほどの物静かな様子とは一転変わって、琥珀色の瞳は太陽の光が反射している水面のように輝いており)
ええ。もちろんです!僕は店に置いてある本の在庫は大抵把握しておりますよ。
浅香先生であれば確か...
処女作が編纂されている書もあったかと思われます。
明日店番をしている次いでに調べておきますので、少々お待ちくださいませ。
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(確かに、花火や縁日イベントは風情を感じて良いですね…!古本市へ出かけるのも楽しいかもしれません。)
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