小説家 2021-06-28 12:03:07 |
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……嗚呼、お帰り。
(玄関の引き戸の開く音がしたっきり、気配が無いのはいつもの事。不意に背後で声が聞こえると、手元に視線を落としたまま入室を許可して。程なく書き物も一段落すると、置きっぱなしにしてすっかり灰の長くなってしまった煙草を灰皿の枠で軽く落としてから咥えると煙を吐き出す。長時間の執筆で肩が張った感覚が不快で軽く首を回しながら、出先から戻ったばかりの相手を振り返り、早々に頼み事を)
──悪いけど、ちょっと肩を解してくれるかい。此の所凝ってしょうがない、
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(身に余るお言葉です…!ありがとうございます。要望等ありませんので、ぜひこのまま引き続きお願い致します。一先ずは日常で展開していって、暫くしたらちょっとしたイベントや事件なども挟んでいければと思いますので、そのときはまたご意見などお伺いしますね。)
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