校長 2021-06-16 16:54:40 |
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>48 清
ん、チャージするでしょ?
( 勿論彼女が揶揄っているわけでも貶しているわけでもないことは承知の上だが、無意識の発言に対して笑われてしまえば少しばかり恥ずかしさが込み上げて。いつものポーカーフェイスを良いことに、何でもなかったかのようにこてりと首を傾げ。先程までいた日向へと戻っただけであるが、茹だるような暑さはじりじりと肌を焼いていく気さえする。「うん。寒いのは着込んだりくっついたりすれば何とかなるけど、暑さはどうにもならないからねえ」むむ、と眉根を寄せて答えては、途中で止まった彼女に合わせて立ち止まり。何をするつもりなのか、ぼんやりとした頭は正解を導きだそうともできずにただ待つのみで。「かっわい……」彼女によく似合う日傘につい言葉が口をついて出て。男子からしたら可愛すぎて近寄ることすらできないのではないか、なんて考えながら、のんびりとした歩調で再び進み始めて。「やっぱりなんかちょっとましになるねえ。さすが清、女子力高いなあ……」隣へと視線を向けると感心を含んだ称賛の言葉を。用意周到かつ愛らしさまであったら怖いものなしだろう、なんて思いながら。途中で特にこれといった目的地を決めていなかったことにはたと気付いて )
……ん、どこ行こっか。
あんまり気にしないで。最近は天候も安定しなくてなーんか過ごしにくい気がしてるんだよねえ。元気ではあるんだけど。清も体調崩さないように気をつけて。秋葉共々、末永く宜しく。
──
>48 黛
黛……なんかお前、すげー大人だよな。年下とは思えないくらい、しっかりしてる。
( エスコートは得意ではないが、それなりには気をつけている。そんな事実だけを告げたつもりが、返ってきたのは肯定的な言葉。すぐにそうして優しい言葉を掛けることのできる彼女の方がずっと素敵だろう、と。何度か瞬きをした後一人うんうんと頷いて。「ん、そりゃあ良かった。俺にばったり会ったのも運命、っつうことで」普段から落ち着いた雰囲気の彼女がそわそわと落ち着きない様子を見せるのがどこかおかしく思えて、揶揄い交じりの言葉を投げ掛けながらも早速店の中へ。盛況しているようで自分たちと同じ高校生や、ママ友たちの集まりらしき人々などで賑わっており。店員に渡されたメニューを受け取ると、彼女にも見えるように広げてみせ。「俺いつも同じのばっか食っちゃうんだよな。たまには冒険してみたい……お、期間限定だ」色鮮やかなアイスの写真の中に味の想像のつかないものを見付けると、それにしようと早速決定して )
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