不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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__しょうがないから、今回だけ。
(約束事というよりは断られる前に次の手を打ったといった方が正しいのだが、自ら言い出したことをそう簡単に忘れてしまうほど危うい記憶力でもなければ、当然だと言わんばかりに鋭い視線を向けて。問題はここからどう引き下がらせるかだが、己には己の考えがあるように彼にもまた考えがあってのことだとは理解しており。いざ止めてはみたものの、己に負けず強情な彼を上手く丸められるほど言葉も上手くないため、どうしたものかと思考を巡らせていれば耳にした言葉に意識を向け。普段から読み取りにくい彼の表情には漸く慣れてきて、表情の変化こそ分からないが確かにある温かみのあるその言葉に少し気持ちが揺らいでは悩むように難しい顔をして。先輩面と言われて療養中の出来事がふと浮かび上がるも、茶化すような気にもなれず出掛かった言葉を飲み込んで。年上であり先輩な彼には隊士時代から世話を焼いてもらったというか、相手をしてもらっていたというか。彼を見かけるたびにしつこく付き纏っていた自覚はあるし、柱になった今ではあの頃よりも様々な場面で助けてもらっているというのに。未だ何も返せていないのだから、せめて小さなことから一つずつ返していくべきだろう__そう思うもいつも何だかんだ先に折れてくれている彼に今日ぐらいはという気持ちもあり、仕方なしといった様子で引き下がり。着物を掴んだままの指先にふと我に返れば、頬が色付いていく前にそっと手を下ろして顔を俯かせながら控えめに小さく呟いて我先にと会計場の方へと歩み出し)
……不死川が居てくれたから、此処に来ることが出来たから…。
(/ひぇ…ありがとうございます…*´ `*なな何を仰いますか!それもこれもお相手さまの天才的発想のおかげですよ!!手の届くところに居るからこそお互いを助けられるというのが、と、尊いですね…ッ…。そ、そうですね…羽沢の場合、不死川さん並みの筋肉がない限り難しいような気も…(?)え、エっっっモ過ぎやしませんか…!?究極の選択ではありませんか!!彼女は間違いなく自分を見捨てて鬼にトドメを刺すよう促すのでしょうが!す、素敵でしかありません…毒の鬼の時も迷わず彼女を助けるよう動かれていましたものね…。こちらも不死川さんビッグラブです…ッ…!からかい柱さまたちは本当に良い具合に二人に絡んでくださりますね…きっと可愛らしい二人についちょっかいを掛けてしまうのでしょう。)
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