不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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ああ、それが最善だろうなァ…羽沢、テメェも気配で何となく分かんだろ
(ただ問い掛けには首を振る彼女の髪が揺れたのみで、相手も同様まだ鬼の影を見ていない様子。生気の感じられない町の景色は彼女が言ったように既に敵の術中にも思われるが、五感を震わせる殺気も威圧も無い敵はそれに至るほどの鬼ではないのだろう。辺りを警戒する彼女の瞳は鋭さを孕んでおり、柱というだけあり洗練された意識下では鬼の奇襲にも対応出来るだろうと判断してその場に留まると、その信用から相手と背合わせになり鬼の攻撃に備えることにして粗野に呟き。暫し沈黙の中、依然として鬼の気配だけが立ち込め続けるが、夜半の生温く嫌な風が二人の間を通り抜けたその刹那___付近の長屋の屋根から薄黒い塊が此方目がけて勢い良く飛び出して。化け物らしい隆々とした脚がごとりと鈍い音を立てて屋根を蹴り、大きく夜空に駆けその輪郭を映し出すと狙いを定めた一撃と共に此方へ迫り下りようとするのが分かり。潜伏に長けていた割に、見た目だけではごく一般的な鬼に見え違和感に顔を顰めつつも刀に手を掛け、目で追ううち鬼の攻撃の軌道が彼女へ向いている事に気付いて即座に声を張り上げ)
……ッ!狙いはそっちだァ!
(/そんな大層なものではございません…!思いっきり人間ですのでご安心ください!!私こそ素敵なお相手様とやり取りできて崇拝したい気持ちでいっぱいです…*´`*
鬼に関しても素敵な案をありがとうございます!首を斬られそうになってから本領を発揮する鬼、手強くてとても面白くなりそうですね。そちら様の案から、分身を多く生み出すことでどれが首を斬るべき実体か分からなくさせる鬼…など良いかなと思いました◎展開相談いつもありがとうございます…!)
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