不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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____ッ、羽沢!……クソ…何だってんだこの花はァ…!
(深い詮索もしない彼女の好ましい無口に支えられただ弟達のことを軽く話しただけに留まったが、不思議にも己の話をしても抵抗は無くいつの日か深いことでも話してしまえる気がして。家族の幸福な未来を願うことすら叶わなくなった今、弟の安穏が唯一己の求めるもの。暗い夜には己一人が身を置けば良い、それなのに同じ闇へと踏み出した弟の噂はかねてより耳に入っており複雑な心境ゆえ兄弟の存在は否定も肯定も出来ずに曖昧に会話を流し。こうして温かく色付いた記憶を静かに辿り、薄雲にちかちかと輝きを揺らす幻想的な星々へと心を落ち着かせていたというのに鬼は情緒の一つも待ってはくれない。視線をすっかり上へと向けていては足元の違和感にも気付くことなく、突然響いた彼女の声の切迫にて漸く思考から意識を覚醒させ。声の方へと素早く身を捻って向き直り、驚くことに視界いっぱいに捉えたのは数多の花々が瞬く間に地から発現し咲き零れるさま。見覚えのある花弁は道中で見た淡色の奇妙な花のそれであり意思を持つように攻撃に牙を向く花々には急いで戦闘態勢を整えるしかなく。経験則の勘もあり、柔らかな草の地を抉るようにして飛び上がっては花首ごとの大きな攻撃は回避したものの鬱陶しくも視界に花吹雪が通り抜けていき。舞い散る花びらの先、一片が彼女の腕を薄く掠めていくのがスローモーションのように目に映り、相手の身を案じ目を見開き吠えるように呼び掛けを返して。仲間の負傷を目の当たりにしては血が上っており、一筋伝う何かの感触と睫毛に載った血の玉が見えてやっと己もまた攻撃を受けていた自覚が。額はほんの引っ掻き傷程度の裂傷で特に気にするほどでもないが、彼女の怪我の程度が分からなければまだ安心とはいかず向けた視線の奥、鬼の佇まいを目の当たりにしてその存在に気付き。まるで殺気の無いような、あまりに当然のように姿を現したため今まで気付けなかったのだろう。異質な鬼の雰囲気に圧倒されないよう力強く睨み付けながら呟いて)
___間違いねェ、アイツの術だァ。…腕は平気か
(/お気遣いまでありがとうございます…!お互いさまということで何事もゆるりとやっていきましょう◎
分かります!もともと言葉にするのが不器用というのもありますが、態度で伝えるのが一番と考えて黙って行動に移していそうな…羽沢さまも言葉にしない部分でのお心遣いなどいつも素敵でおられて尊いですし…!ゴロゴロ転がってくる寝相、想像するだけで面白いですね…結局隣り合って寝るのもまた可愛いです。わーッ、直視はしないところが何とも愛おしい…不死川も弟君よりは免疫あると思いますが表情などは遺伝しているかと思いますので無防備な羽沢さまにはそーっと目線を横に流して見ないようにしているかもしれません!寝癖たくさんなのですね…可愛いです!そっちもだろ、と寝癖の弄り合いで平和な世界が見えました…。女性陣の中では一番ズバッとやって下さりそうですね!不死川にとっても物怖じしないところが良い意味で調子を狂わされるのではと…見ている隠や一般隊士の皆さんはあの風柱相手に凄すぎると尊敬しているかもしれません…!打倒風柱、目に浮かんでとっても笑ってしまいましたが、やはり彼をどうにかできるのは羽沢さましかいないのでは…隊士絶望の結論です…!
あの、本当にあの、すすす素敵すぎる描写で読みながら動悸がしました…本当にありがとうございます…!!美しい血鬼術が目に浮かぶようでした…今後ともご自由に鬼もモリモリ動かして創っていってくださればと思います!!)
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