不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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(確かに隣に在る姿、その輪郭を幽微な景色の中にくっきりと認め視線を交わして。彼女の纏う気配が闘いに向け切り替わるのが肌で分かると独りの頃はずっと空いていた筈の己の隣に相手の存在が当然のように馴染み、また己の力も強く湧き上がる気がするのだ。前向きな意識で一歩踏み出し、しかし今夜ばかりは何故か__彼女の動きに揺れる黒髪の隙間に夜色が透け、闘志を映し凛とした瞳と緩徐に弧を描く唇がやけに目の奥に焼き付いて。彼女の見慣れたその表情、こうして隣に見るのが最後でもない筈で、最後にさせるつもりもないというのに。峠に踏み込んだ瞬間、辺りの空気が変質しては正面へと向き直り。見える景色は想定よりずっと禍々しさを隠し美しく、山頂部で開けた空間に溢れんばかりの花々と零れ落ちそうに迫る満天の星空が広がって。眼下には人々の灯りを示す夜景が町の形に煌めいて、思わず心を奪われるような見事な情景には感嘆の息を吐き出すばかり。峠の空気は先程までと変わったとはいえ、纏わり付く鬼の気配というよりは聖域のように澄んで張り詰めているのが逆に不気味で。そのため警戒は解かないままにはなるが、景色がより良く見える場所を求め足早に草原の中心まで歩み寄ると、大きく空を仰いでからこの状況を楽しんでいるかのように目を見開いて振り返り)___見ろやァ、こっから見ると星がすっげェ綺麗で____
(/わ、分かります…!!信頼しているがゆえに言葉無くとも分かり合っているから干渉しないのでしょうか…好きです…!普段のお屋敷が立派すぎるぶん落ち着きませんね。一部屋に仲良くお布団並べざるをえないとは想像するだけで微笑ましく…夜特有のそわそわ感でお話を楽しむのも目に浮かびます。確かに不死川、気を許しすぎてデリカシーなく居座ってそうに思えて笑いました…不服な顔をすると思いますが遠慮なくつまみ出して下さいな!慌てるお姿毎度本当に可愛くて心臓が…!朝も意外な一面が見られてもう愛おしすぎでは…不機嫌でもふわふわでも物珍しくて不死川もついちょっかい掛けて遊んでいそうな…。しかし彼は寝起きと言わず寝相まで最悪でご迷惑をお掛けするかもしれません*´`*な、なんとも擽ったい距離感…照れる羽沢さまも素敵…!不死川も受け止めた体の華奢さを改めて知って動揺していたりと…。
羽沢さまにもそう思っていただけて嬉しいです!男性隊士さんの助太刀とは豪華ですし、羽沢さまファンの方からは散々羨ましがられることでしょう!その話を聞いた日には羽沢じゃなくて俺で良いだろうが、と殺気倍増の不死川が直々に鬼狩りの手助けに向かおうとするかもしれませんね…隊士さん、ノーと言えるのでしょうか…頑張って…!)
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