リーダー 2021-05-30 18:03:49 |
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【用語】
・BloodNightmare(ブラッドナイトメア)
血の悪夢の大事件で、20年前に起きたFreedomの構成員200万人、Emperorの隊員300万人の合計500万人とKnightの吸血鬼100万人による人間と吸血鬼の大戦争。この戦争で、のKnightの吸血鬼の数を100万人から20万人に激減させる事には成功したが、Freedomの構成員は200万人から40万人、Emperorの構成員は300万人から60万人と激減し、Freedomの先代リーダーが死亡するなど犠牲の代償が大きいものであった。この戦争の時に化物が戦争に導入され、この戦争が原因で新たな闘いの火蓋が切って落とされてしまった。
・Sacrifice(サクリファイス)
人間、吸血鬼ハンター、吸血鬼、化物がいる大都市。この大都市で吸血事件、BloodNightmare、捕食事件の計3つの戦争、事件が起こり、現在も3つの種族が暮らしているとされている。交通、商業、教育など暮らしに必要な物や事は充実しているが、日常的に事件が発生し多数の吸血鬼や化物が常に暗躍しているなど治安は悪い。外部との交通は限られ、それ以外の場所から侵入を試みれば謎の見えない壁によって戻されたり、出れたと思ったら元の場所に戻っているなど謎が多い都市である。
・吸血事件
Sacrificeに吸血鬼が現れてから頻発していた事件。この事件の当初は人類が吸血鬼に対して対抗出来る物が何も無かった為に吸血鬼たちが現れても何も出来なかったが、吸血鬼ハンターと呼ばれる人間を集め作ったりEmperorを作った後は吸血鬼に対抗出来るようになり、吸血鬼も討伐可能になった。
・人喰い事件
BloodNightmareが過ぎて束の間の平和の後に起きた事件。化物がSacrificeにいる人間や吸血鬼を食料と殺戮の為に喰っている。この事件を知った人間と吸血鬼は、吸血事件とBloodNightmareが終わった後の事件なので、互いに相容れない中で別々に化物を狩っていく道を選ぶしかなかった。
・吸血鬼
Sacrificeに潜む人間の身体に化けた鬼で人類の天敵。風よりも速く動き、素手で鋼鉄すら容易に裂く。身体能力、生命力、耐久力が高く、不老不死で再生力もあるので四肢が欠損してもすぐに新しい四肢が生えてくる。[食事以外の人間の殺害は禁止(人間を殺害し過ぎると、吸血鬼たちの食料が無くなる為)]という伝統があるが、守る吸血鬼もいれば守らない吸血鬼もいるのが現状。弱点は、【日光、武具での攻撃、エネルギー(血解)の消耗、頭蓋骨の破壊】である。昔は人間を支配出来る程の人数がいたが、BloodNightmareの後にはその数は激減し、現在は少数で隠れながら静かに暮らすも、仲間が喰われていく事件を知った後はどの組織とも協力せず、化物を狩っていく。朝や昼は建物内や建物の影に隠れながら生活し、夜は食料となる人間の血を求めて辺りを彷徨う。
・退治屋(吸血鬼ハンター)
人間でありながら人類の域を逸脱し者。生身でありながら吸血鬼と同程度の戦闘力を獲得している。吸血鬼を狩る力を持ち、銀の物質が封入された武具を使用する。この吸血鬼ハンターには2種類の軍がいて、1つは様々な種族が所属して、世界の均衡を維持する為に闘う秘密結社でもあり義勇軍でもあるFreedom。もう1つは吸血鬼退治のプロが集い、毎夜に吸血鬼を退治する為に闘う軍隊であるEmperor。この2つの組織は同じ吸血鬼、化物退治が目的ではあるが、やり方やその為の目標が違うので互いに協力する事はあっても、仲間や同じ軍として一緒に行動する事は無いとされる。
・化物
吸血事件、BloodNightmareが起こった後でSacrificeに現れた謎の生物。その正体は、EmperorがKnightとの戦争(BloodNightmare)に勝利する為に実験を繰り返して出来た生物。しかし、戦争の後でこの化物に自我と意思が出来た為に人間に反抗するようになり、食料と殺戮という目的の為に人間と吸血鬼を喰うようになった。人間や吸血鬼よりも高い筋力と再生力を持ち、感覚器官も優れ戦闘能力もあり、生身の人間や戦闘能力が無い吸血鬼では対処不可能の存在。この化物は2種類いて、[人間に似ておらず、見た目から化物と分かる姿]と[人間に似ていて、知能もあり学習もする姿]がある。特に、後者の方は人間と見分けが付かない為に判別が出来ないと思われたが、【食事をする時、匂い、気配】で吸血鬼ハンターや幹部級の吸血鬼は普通の人間と化物を判別可能だが、一般人に判別をさせる事は不可能と言える。人間の食物を口に含む事は出来るが食べるフリしか出来ず、人肉以外は身体が強制的に受け付けなくなり、人肉を摂取しないと飢餓状態に陥り人肉を欲して暴走してしまう。
・Freedom(フリーダム)
世界の均衡を維持する為に暗躍する秘密結社でもあり義勇軍でもある。この組織は種族に関係なく自由に所属する事が出来て、吸血鬼を退治する事が可能な超人が集結している。目的は世界の均衡を維持する事なので、世界の均衡を維持し続ければそれ以上の事もそれ以下の事もしない。秘密結社でもある為、構成員たちはこの組織の仕事と別の仕事を両立している場合が多い。時には吸血鬼や化物を退治する為にEmperorに協力を要請する場合もある。このFreedomの活動場所は先代リーダーが使用していた大きな屋敷とされている。
・Emperor(エンペラー)
吸血鬼退治専門の軍隊で、戦闘のプロが集う。[吸血鬼の撃滅、化物の存在確認及び打倒、謎の化物の確保、人間の保護]を任務としている。この軍隊は3つの派閥に分かれていて、[吸血鬼は必ず殺す派]と[吸血鬼にも良い奴がいる派]と[吸血鬼が良い奴でも悪い奴でもどちらでも良い派]となっている。表では吸血鬼、化物を退治する英雄として市民から尊敬と憧れを抱かれているが、裏では戦闘や戦争に敗北しないように人体実験を繰り返し、化物を生み出していた悪魔としての面を覗かせている。時には吸血鬼や化物を退治する為にFreedomに協力を要請する場合もある。このEmperorの活動場所は巨大な基地とされている。
・Knight(ナイト)
吸血鬼だけの集団。かつては吸血鬼の王を筆頭に、Sacrificeの東西南北それぞれを幹部が支配していたが現在は吸血鬼の数も減り、支配出来る力も無くなってしまった。王や幹部だけの特権として、吸血の他に直接接触で人間に噛みつき行為をして仲間を増やす事が許される。しかし、王や幹部以外は仲間を増やす事を許されず、もしそれ以外の吸血鬼が仲間を増やしたりすればどちらも処罰の対象となってしまう。このKnightの活動場所は何処かの教会とされている。
・Revive(リバイブ)
人外の力を使う化物の集団。ここにいるメンバーは謎の化物以外は死者から生き返った者たちで構成されている。それぞれが蘇ってでもやらなければいけない独自の思惑や目的を持ち、上下関係は無い。人間や吸血鬼の遺体を回収して仲間を増やす事はもちろん、敵対者の大切な人や吸血鬼を蘇らせて侮辱させるなどねじ曲がった行動をする化物もいる。人間に似た姿の化物が指令や命令を与え、異形な姿をした化物が指令や命令を実行する立場となる。このReviveの活動場所は地下の何処かとされている。
・銀の物質
Sacrificeのどこかで取れるとされる謎の物質。銀の物質は吸血鬼の弱点が封入されており、吸血鬼ハンターは武具に銀の物質を封入させる事で吸血鬼に対抗出来るようになっていったが、それは吸血鬼や化物にとっても同じく、通常の武器や兵器では吸血鬼ハンターに対抗不可能な為、武具に銀の物質を封入して吸血鬼ハンターに対抗出来るようになった。
・武具
銀の物質で作成された吸血鬼に効果を与える武器。通常の武器や兵器で攻撃しても再生したり死なない吸血鬼だが、銀の物質を封入した武具で攻撃をすれば再生も不可能で死んでしまう。しかし、吸血鬼に対抗出来るという事は吸血鬼ハンターにも対抗出来るという事なので、吸血鬼や化物も銀の物質で作成された武具を使用する事で吸血鬼ハンターに対抗可能となる。
・血解
人間、吸血鬼、化物など様々な種族の血液で様々な現象を起こさせる異能力。この血解を使用する条件として体内にある血液を使用する、つまり魔力の代わりという事だ。当然、血液なので血を使い過ぎたり貧血になれば血解は使用不可能だが、血を摂取(食事、吸血、捕食)したり、身体を休めれば血液は回復するらしい。この弱点の他にも、血解それぞれの異能力の2つの弱点がある。
・研究施設
都市最大の研究施設。研究所では非人道的な人体実験が行われ、新技術や兵器開発の為に多くの命が犠牲になった。この研究施設では吸血鬼の不老不死や再生力に興味を持った人類が、拘束した吸血鬼を無理矢理使った裏の実験が起こり、かつてはEmperorが化物を生み出した場所であり、謎の化物が死者蘇生を行う為に選んだ場所でもある。
・死者蘇生
謎の化物が独自の技術で戦闘や戦争によって倒れた人間や吸血鬼の遺体を使って行った事。死者蘇生させられた人間や吸血鬼は当時の身体と戦闘力を持ちながら復活し、更にそこから修行する事で強くなる事が出来る。また、復活させたとは言っても姿形は人間や吸血鬼だが、中身は化物である為に化物の弱点を持ってしまい、二度と人間や吸血鬼に戻る方法は無いとされている。
・災いの兵器
人間が開発した謎の兵器。BloodNightmareより前に開発され、BloodNightmareの発端となった物である。誰が作ったか何処にあるのか不明で、どのような兵器かも分からずにいるなど情報が無いが一つだけ言える事は、この兵器が動けばSacrificeが滅ぶと言われている。
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