主 2021-05-12 12:35:05 |
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(予想通りの快諾に、よかった。とひとつ頷きを返すと、再びスケッチブックに目をやる。動物を模した滑り台とそれで遊ぶ男の子。少年は既に帰宅したが、ぐるぐると何度も滑り台で遊ぶ姿は微笑ましかった。さらさらと、紙と鉛筆が擦れる音が心地いい。彼が気を使ってくれているのだろうが、会話がなくともなにかしなくてはならないというプレッシャーを感じないでいられるのはありがたい。とはいえ、実際あちら側がどう思っているかはこちらからはなかなか見透かせないのだけど。
しばらく鉛筆を走らせある程度の書き込みを終えると、スケッチブックを引きで見る。出来にある程度満足したのか、よし。と小さく呟くと、落ちかけてきた眼鏡を押し上げた。)
ん、お待たせしてごめん。
>78 純くん
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