☆ウマ娘オリトレーナーとテイオーの部屋

（トウカイテイオー）
》沖野トレーナー

（昨日の夜に見た悪夢の内容と、その夢で感じたレースに対しての不安ともう自分の居場所が無くなってしまう恐怖を、詰まったりしながらもトレーナーに話して、話を聞いてくれている間は何も言わずしっかりと聞いてくれているトレーナーに感謝して…次は自分が聞く番になって）

…忘れるわけないよ、絶対に忘れない

（練習ですら無理と言われて…気持ちがぐちゃぐちゃになってもう走れないんだって思って…でも沢山の人と沢山の娘が支えてくれたおかげで復帰が出来て、そして走ることが出来たレース、ただの思い出にするには軽すぎるくらい、それくらい忘れられないと言う思いを含めてテイオーは言って）

ううん、ちょっと違うよトレーナー…確かに奇跡は起きたけど、ボクだけのお陰じゃ無い、みんながいてくれたから負けたくないって思ったから…だからみんなとボクが起こした奇跡に…なるのかな？

（…確かにトレーナーが言う通りあそこに立てただけで良かったのかも知れない、だけどあそこに立てたのは走ることを諦めなかったから、やめて欲しく無い諦めて欲しくないって辞めようとしていたボクを止めてくれた時からその奇跡が始まってたんだ）

…もう、悪夢にも何にも負けない、チームのみんながくれた励ましの言葉、ボクにくれた多くの人の勇気と応援、みんなで起こした奇跡、ぜんぶ、ぜーんぶ、悪夢なんかで台無しにしたくない…。

ううん、思わない

（また足が折れたわけでもない、レースにも負けたわけたわけでもないのに、あれだけの多くの人の言葉を無駄にしたくないとトレーナーに言って、トレーナーのチームのみんなの事の軽い問いに「みんながそんなことを言うわけがない」そう思って…）

もし、スピカのみんなが言わなくても、誰かが言う様なら
ボクは誰にも負けないくらい強くなる為に頑張るよ…！

（もちろん自分にも負けない様に。トレーナーの励ましの言葉でいつのまにか涙を引いていて、代わりに消えかかっていた闘志が再び燃え始めて）




（結城亮一さん》おはようございます！
それでちょっと成長したテイオーになってたら嬉しい限りです(*´∇｀*)