○夏希 >62 椿 はは、ごめん。 ( 廊下にいた集団が少しずつ減っていくことで、昼休みの残り時間が少なくなってきていることを知る。軽い調子で謝罪を告げると、席について次の時間の教科書などを用意して。あと少し。話すことはいつだってできるのに、五限がくるのが惜しいだなんて、呆れてしまう。気付けば誘いの言葉が口をついて出て ) そうだ。また今度、どこか遊びにいかない?