ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>張 燈 玲士
奏音「つ、着いた…ですね、早く帰りましょう」
(目的の神社に着くと、思いの外落ち着いた雰囲気に安堵したものの、あまり長居したくもないので早々に用事を済ませる事に。賽銭を軽い動作で箱に投げ入れ、目を閉じ手を合わせながら心の中で願い事を何度も復唱する。体感1分程度でお祈りを済ませると、隣で手を合わせていた燈に声を掛けながら2人で来た道を引き返し)
── 数分後 ──
「戻ってきました~、はぁー…こ、怖かった……。」
(砂利を踏み締めながら歩き、玲士達の居る場所に戻ってくると安心したのか、長めに息を吐き燈を見るその目には少しだけ涙が滲んでおり。目元を拭いながら玲士達に近付くと、頑張ってください、と声をかけ)
涼夏「はぁ゛!?ば、バカじゃないの!?怖いわけないでしょ、肝試しとかよよ、余裕だし!…ほら、行くわよ!」
(玲士からの声掛けにビクりと肩を震わせている時点で怖がっているのはバレバレだが、本人としては認めたくないようで、いつもより語気を強めながら怖くなんかない!と否定する。夜特有のひんやりとした空気と、周りの暗さに寒気を感じて嫌な汗が頬を伝い、逃げ出そうと一瞬夜道に背を向けるも、視線の先はもっと暗い景色が広がっており。二回ほど深呼吸をした後、覚悟を決めたのかくるりと振り返っては提灯を掲げ、震える声で玲士に声をかけてから神社へと歩を進め)
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