ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>志々雄様
う゛ぅ゛~ッ…、す、すみません゛…、賭けに、勝ちたかったんですッ…、
勝ったら、…ヒック、…志々雄様と、夜の散歩に行きたかった…からッ、
志、志々雄様ってば…方治とばっかり仕事してますしッ…、買い物だって私一人じゃ楽しくないんですよッ…、志々雄様を、たまには一人占め、したかったんです…ッ、…ヒック、
志々雄様に好きだって言ってるのに、全然、私と付き合ってくれないし…、だ、だいたい…十二億円も志々雄様は払って私を身請けしてくれてるんですよ…?…普通、恋人か妾とか…愛人にするのが当たり前でしょッ…?結局私の部屋にも夜来てくれないし…、
(志々雄様から背中をぽんぽんと叩かれて思わずボロボロ泣いてしまう、…私最近泣いてばっかりだ、志々雄様の安心させるような声と目の前の体温に安心する、怖かった思いの震えがやがて止まり、賭けにどうしても勝ちたかった内容を話す、…そう、いわゆるデートをしたかったのだ。…結局私の部屋にも来ないし、正式に恋人って訳じゃない、…ずっと一緒にいる訳じゃないから寂しい、そう思っていた、…声が聴きたい、この人の皮肉めいた冗談すら好きだ、よく私の行動を見ていてくれる時も…、困って笑ってる顔も、優しくて優美な仕草も…、その紅い瞳に少しでも映りたいと思うのも、全部全部苦しいくらい好きだ。きっと今の私、目元泣き腫らしてるし不細工だわ…志々雄様の顔をちらっと見上げるけれどあまり顔を見られたくなくて顔を逸らそうと胸元で埋まろうとする)
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