ゴシュジンサマ 2021-04-17 20:27:21 |
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(/序:ヴィランの端くれではある為、雰囲気作りとして以下導入つけていますが読まずとも何ら支障ありませんのでぶっ飛ばしてもらって大丈夫です!)
(楽しい。嗚呼。楽しい。
目をつけていた学園へ潜り込む事が出来てから早1年。この学園には興味深い"逸材"が沢山眠っている。
小洒落たテーブル、椅子に座るその男は丁寧に肉を切り分けながら口へ運び、上機嫌そうに調子の狂った古い讃美歌を鼻で歌っていた。
誰もが忙しなく本日のメニューを仕上げる為に持ち場を行き交う真昼時真っ只中の厨房で、
中央に座るその男とテーブル・椅子とがこの場に相応しくないのだが誰一人としてそれを咎めない。
その男はステーキを平らげると奥からくすねてきた薄い色のワインを光に透かし、その煌めきに自身の想いを寄せながら短くため息をついた。
"逸材"達の輝きをこんなに近くで感じられるとは夢のようだ。そしていつの日かこの手で黒く染め上げられる日が来ると思うと胸がいっぱいになる。
少しの感傷に目を潤ませ、ワインを大切そうに口に含んだその時、野菜の籠を抱えたコックが真っ直ぐ男の元へ向かってくるが、まるで最初から避けるつもりであったかの様に男を避けていく。
こうして人間が忙しく何かに集中している場は好ましい。自身の魔術が存分に働き好都合であるからだ。
無論、この様な場所でわざわざテーブルを持ち出して食事せずとも固有魔法を使い必要なものだけ奪い去ってしまえば効率が良いはずであるが、何故しないのかと問われると
それはこうする方が楽しい。と、ただそれだけである。
男は食事が済むと洗い担当が居ないうちにまた先ほどの地獄の讃美歌を口ずさみながら、自身が使用した食器類を几帳面に洗う。
隣を通り過ぎたコックの耳を讃美とは言いにくい歌の片鱗が掠め、一瞬歩調を遅くするが肩を竦めるとスープ作りへと戻っていった。)
(/序:終)
>>all
(時は過ぎ髪をきっちりとオールバックにした男は学園内の長い廊下を歩いており、既に食事は済ませたはずだが、足取りは重く、左手が無意識に胃袋を慰めている。
それもそのはず、先刻持ち出したテーブルと椅子を元の場所へ片付けるまで魔術を消費し続けたからだ。)
た、 べ、 も、 の …。
(今一番欲しているものが口から漏れ出し、背を丸めてふらふらと求めて彷徨い)
>>20 テイラー
(窓に手を添え廊下の奥から教室の前へ足を運んでいると、教室内に仄かな光と重なるぼんやりとした人影がある。
思わず足を向け教室の入り口へ立つが光の加減ではっきりと人物が分からず、固有魔法を使い観察するべきか、などと巡らせるもその人影から放たれた言葉に思わず小さく笑い声が漏れ、
相手の方にも声が届いてしまったかもしれないと視線を向け)
>>55 アンディ
(調子はずれの鼻歌を歌いながら"拝借"したマスターキーを指にかけてクルクルと回し、日課である夜の校内散歩をしているところへ遠くに小さな人影が。
普段ならば固有魔法を使い用心するところであるのだが、ふと興味が湧きキーをポケットへ押し込み垂らしていた前髪を片手でかき上げながら人影へ近づきつつ)
…おや?お人形がこんなところに?
>>59 ヴィーツ
失礼。何かお困りの様ですが。いかがなさいました?
(園庭の掃除をしている最中、目を移すと明らかに外から来た人物。
遠目から暫く様子を伺っていたが、何か面白い情報が引き出せるかもしれないと近づき、貼り付けた笑顔の奥で値踏みする様に素早く上から下へ相手を見)
>背後の皆々様
(/遅ればせながら絡み文投下と2名未満の空きがあると思わしきところへ絡ませていただきました。
こちらはお返事遅めになってしまう事もあり箸休め程度に、お気軽にお付き合いいただければと思います。
既に皆様の美しいやりとりを拝見させていただけて嬉しい限りです!
絡みのない方もいずれ絡みに行けないかと狙っております。
返信し辛いものは相談であったりそのまま流していただいて構いません。また機会を見て絡みに行きます!
御相手になられた方に楽しんで頂ければ幸いですー、この男が除菌されるまでは頑張りたい次第であります。
また、主様、更に良き設定の追加ありがとうございます。こちらは転属可能となります。速度についてはお気になさらないでください!こちらもムラがあり基本遅レスでありますので。/蹴可)
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