匿名さん 2021-04-02 09:35:40 |
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だ、大丈夫ですか、シエテ様……?
(腰を上げるその瞬間少しふらついた相手の様子をこの目に認めれば慌てて両手で彼の身体を支え、下から顔を覗き込んで眉尻を落とし心配そうに見上げ。しかし、程なくしてしっかりと立ち上がった相手の姿にほっと胸を撫で下ろした次の瞬間頭に大きな掌を乗せられると謎の緊張感から頬を真っ赤に染め上げてしまいつつ投げ掛けられた言葉には小さく頷いてみせた後、両手を前に揃えて深々と頭を下げて)
あ、あの……今日は、何もかもありがとうございました。明日から、頑張って働きますから。その……おやすみなさい!
(今日一日世話になりっぱなしの相手に対して改めて心からお礼を述べてはあまり長いことお邪魔しても良くないだろうと判断するなり就寝の挨拶をし、踵を返して部屋を出れば自身に与えられた空き部屋に向かって歩き出し。自室に到着しベッドに身を横たえると一日の疲れがどっと一気に押し寄せてきて、強烈な眠気に襲われるがまま深い眠りに就くと久しぶりのふかふかのベッドがあまりに心地良く、朝日が昇ってもなお目を覚ますことなくすやすやと穏やかな寝息を立て続けていて)
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