2021-03-20 19:00:03 |
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《魔法使いの少女 プロフィール》
名前:ラウラ・メーベルト
容姿:光を受けると青紫を帯びる、ふわっとした黒髪のミディアムショート。前髪は眉に届くぐらい。くりっとした団栗眼は深みのある翠玉色。身長163cm程度、ごく普通の標準体型。屋外では裏地が赤で外側が濃紺のフード付きマントを羽織っているのが常で、その下の服はグレーとホワイトのシンプルなシャツに、若干のゆとりを感じられる濃い暗緑色の綿パンスタイルであり、靴はブーツ。腰に巻いているベルトには、薬草、鉱石、キノコ等を採集したり持ち歩いたりするのに適した布袋が幾つか付けてあり、さらに左側には杖用のホルダーも提げている。この上で外出時はよく水筒とポシェットも交差させて肩掛けにしているため、やや大荷物。
性格:性根は優しく思いやりのある少女だが、如何せん大人に囲まれ、閉鎖的な空間で育ってきたために、無自覚にマイペースで少々我が強く自分を曲げることに慣れていない節がある。こと、関わりが極端に少なかった同年代の人物とのコミュニケーションについては勝手を分かっておらず、悪気なく反感を買いかねない行動を取ってしまうこともまま。大人との会話は慣れたもので、明るく物怖じしない反面、悪い人間への免疫は乏しく、お人好しで騙されやすい。家事や家計管理には強く、身近な問題に対しては現実主義者だが、人生経験の不足が目立ち、視野は狭め。その分、想像力が豊かで夢見がち、浮わついた妄想を好むところがあり、平常的に世間知らずゆえの無根拠なポジティブ。しかし、窮地に陥った経験も少ないため、いざという時にこそ、怖じ気づいてしまうような弱さを併せ持つ。
経緯:ある一点から過去の記憶を失っており、最古の心象風景は、荒れ果てた戦場、鉛色に曇った空、烏の鳴き声、雲間から差す僅かな光を背に立つ誰か……師匠らしきその人影が、一人で泣いていた自身に声をかけてくれたこと。以来ずっと師匠と一緒だった。天性の魔法の才能を持っていたが、制御が苦手であり、一時期はリミットコントロールの修行ばかりさせられていたものの、上達しなかったので、後に「この森の外は怖いところだから、一人で出歩かないこと」と言いつけられる。当時の本人はその言葉の真意を理解できず、素直に従ったが、やがて成長するにつれて、師匠が"本当は何を危惧して戒めを口にしたのか"を薄々察するようになる。閉鎖的な空間で外の世界に憧れながらも、師匠の言いつけを守り続けていたが、星占いで己を死期を悟った師匠から「自分の死後に紅色の筒に入った手紙を持って、大剣を背負った少年がやってくる。その者に着いて、お前はここから出ていくように」と言われ、その人物の到着を期待と不安をない混ぜに心待ちとしていた。
備考:長らく森の奥の屋敷で、師匠とその使用人の老夫婦の4人で暮らしていた齡17の少女。他に関わっていたのは、馴染みの行商人と専属の庭職人ぐらいで外の世界のことはろくに知らず、大体のことが新鮮でおっかなびっくり。しかし、自分が使う強大な魔法については慣れっこで、一般的な人間であれば目を剥くような大魔法もまるで当たり前のことのように使う。森の中で育ったため、自然物の扱いには慣れており、動物や虫は平気でむしろ好き。使用人の老夫婦が読み聞かせてくれた物語に影響を受け、外の世界に憧れるようになり、度々うっとりといつか自分にも王子様が現れてくれたらと想像を巡らせる日々を送っており、師匠の遺言通りに現れたヨハンを歓迎するが、他方、少なくとも第一印象で彼を恋愛対象とは見なかった。理由としては、本人の好みは大人の男性であり王子様なので、同年代かつ傭兵然としたヨハンは対象外であったため。この先できっと素敵な人に出会えると信じている。
ロルテ:
…………、あ、この花もいいなぁ。
( 鬱蒼と深く草木が茂る森の中。その少し開けた場所にあるなだらかな岩に腰かけ、暫しの間、東側から徐々に薄闇を帯びていく夕暮れ時の空を眺め、物思いに耽っていたが、ふと足元に視線を落とせば、可愛らしい野花の存在に気付き。岩から下りると見つけた花に近付き、しゃがみこんで、そっと摘み取って。今日だけ特別に持ち歩いているスカーフを被せたバスケットに加えれば、静かに微笑み。立ち上がってから一度、先程まで座っていた岩を振り返ると、すぐにまた正面に向き直り、歩を進め出して。あの広場は昔よく、師匠が修行をつけてくれた場所の一つであり、あそこで習っていたのは主に探知の魔法だったことを覚えており。岩に腰掛けた師匠に指示されるまま、素直に集中し、ひたむきに獣たちの気配や師匠が隠したコインの在処を探ろうとしていたことが鮮やかに思い出されるが、その師匠はもうどんなに気配を探ろうとしても、届かないところに行ってしまい。それでも、気持ちが届けばと今日は籠に沢山の花を摘んだ。さて、後は屋敷の裏手にある墓前に供えるだけだと帰路を進み、慣れ親しんだ我が家が見えるところまで辿り着くと、思いがけず、屋敷の扉の前に誰かがいることに気付き。見たことのない人だと理解すれば、少々警戒し、無意識のうちに気配を殺しながら、こっそりと様子を伺い。一歩、二歩、と徐々に足を踏み出していき、声をかけようかと迷ったところで、突如相手が上げた声に驚いては、つい身体をすくませ「ひゃ!」と漏らし。それから瞳をぱちくりとさせれば、次はやや不満を帯びた訝しげな表情となって相手を指差し )
……あなた、誰?
(/まだ募集なさっているか分かりませんし、先客の方もいらっしゃる中で空気を読んでいないことは重々承知ですが、募集板からやってきて、素敵な世界観に惚れました。大分好きなように書いたプロフィールで、無断で持ち物も想定したりしており、もしかすると不快に思われかねない自信もないのですが…、もし良ければご査定だけでもどうか宜しくお願いいたします。僭越ですが、相性不一致でお断りのメッセージを頂ける場合は、"一言"のお断りのみで構いませんので)
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