吸血鬼 2021-03-16 10:45:12 |
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・・・堂々巡り、本当に変わらないのね。いいわ、そのままなら違うハンターも血の匂いを感じて来るだろうし・・・もう知らない。
(どう言っても彼の言葉は、意思は変わらないようで眉を下げて悲しむような表情を見せる。確かに心臓を貫かれたり、回復できないくらいの大怪我をしなければ吸血鬼は死ぬことは無い。彼から血の匂いはするがそれほど大きな怪我ではないから死ぬことは無いだろう。しかし、彼の血の匂いを感じでハンターも来るだろうし彼の未来は分からない。そこで討伐されようが生き延びようが自分にはもうどっちでも良い気がしたのだ。手に持っていた拳銃を落とせば、溜息を零しながら相手を置いて路地の奥に姿を消して)
(一方その頃、テオは胸の中に嫌な予感を感じてモヤモヤとした思いを抱えながら車に乗っていた。見回りは早々に切り上げ、自宅のある地区へと意識を向ける。どうかクラウスに大変なことが起こっていませんように、と車が到着すると足早に足を進めて)
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