吸血鬼 2021-03-16 10:45:12 |
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・・・それは俺も。
(誘った相手が腕の中に潜り込んでくれば背中に腕を回して髪に鼻先をうずめて瞼を閉じる。自分より少し低めの体温が心地よくて微笑むと、自分が隣にいると安眠できるという相手に自分もだと囁き返せばそっと唇を落として。心地よい空気を感じながら迫る眠気に身を任せていればおやすみ、と囁かれ自分も同じ言葉を囁き返すと聞こえる寝息を子守唄にして眠って。
しばらくして意識を浮上させ、時計を見れば昼過ぎで空腹を感じる頃合だった。今日の任務は、と頭の中で考えながら少し身動きをして腕の中の体温を抱え直すと軽く欠伸をして。しばらくの間そうしていれば眠る相手を起こさないよう体を起こしてシャワーを浴びようと浴室に向かって)
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